Heimtextile 2020 in フランクフルト

こんにちは!
2020年初めてのブログ投稿になります。皆様、明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

年初めの行事!インテリア生地の世界最大の見本市Heimtextileに来ております。会場はドイツのフランクフルト。
例年通り空はどんよりとして曇っていますが、天候は日本と同じく随分暖かいみたいです。


このブースはドイツの壁紙ブランドrasch。ドイツでとても人気のブランドらしく盛り上がってました。

 

ドイツでの開催ということもあり、ヨーロッパの会社が多く、もちろんアジア勢(中国、インド)の会社も多く出店しています。エディターと呼ばれる「ブランド」、マニュファクチャーと呼ばれる「生産工場」とタグ付けされており、世界中からの様々な規模のバイヤーやデザイナーが来場しています。
出展者数は65カ国から3016社(そのうちドイツは299社)、来場者数は165カ国から約6万8千人。ドイツ人の次に多いのは中国、イタリア続いてアメリカとなっています。

ドイツのアイコン!三角屋根のお家。右が私たちの泊まったお家です。とっても快適でしたよ!

 

毎年、勉強のためにもairbndbで宿を探すのですが、今回はBad Nauheim(バートナウハイム)という場所です。古くから塩分を含んだ炭酸泉として世界的に有名な温泉リゾート地だそう!オフシーズンなのか、平日だったからか全くリゾート感はなかったのですが…. 日本の別府の様な湯治の街ですね。駅から歩く事20分、そんな場所にある一軒家に泊まりました。室内はセントラルヒーティングでとても暖かく、機能的なサッシが付いており外気を遮断するので、室内は本当に快適です。

私がHeimtextileに来るのは今年で4回目です。ジャンル別に会場エリアが決まっているので、毎年の展示会ルートが決まっているのですが、今年はそのエリアが一新されていました。昨年は来なかったので2年ぶりになりますが、2年前はデジタルプリントが大々的に紹介されていましたが今年は控えめだったり、国別に分かれていたブースが比較的ミックスされていたり、展示会自体の構成(方向性)が変わったことが印象的でした。

今回気になった事は、日本人バイヤーが2年前と比べて多いこと(個人的な感覚ですので間違っていたらスミマセン)一昔前までは、町のカーテン屋さんでオーダーカーテンをつくる事が一般的でしたが、今ではニトリや無印良品、また大型カーテン専門店、オンラインショップ等、業態が増え各社オリジナリティを求めて展示会にやってくる。 何はともあれ日本のカーテン市場で選択肢が増えるという事は、インテリアの底上げに繋がりますので、お客様にとっては大変喜ばしい事ではないかなと思います!

好きな生地をピックアップして並べて、追加して、絞って、悩んで、また追加して… 楽しく苦しい作業が続きます(笑)

 

今年の展示会で非常に強く感じる事。数千社のメーカーが並んでいると、その中から自分達が「これだ!」と思う生地を探す→購入するのは至難の技であります。会場を足早に回りますので、直感で気になったブースで話を聞く←この繰り返しになるわけです。まあ最後にはヘトヘトになってしまう訳ですが…
自分達が取り扱っている生地に誇りを持ち、担当者がその「生地」に惚れ込んでいると、その話や表情に引き込まれてしまいます。そんな出会いが展示会の1番の楽しみでもあります。

私たちは展示会で1日50社程の会社を周ります。1000種類ほど見た後、記憶に残っているものは、生地(会社)の触感、初めて見た時のワクワク感、そして担当者から伝えられるブランドや生地のストーリー。このストーリーが後々まで記憶に残ることになります。
私たちもお客様の記憶に残っていくストーリーを伝えることのできる会社となる様、今年は今までセレクトしてきた膨大な「リサブレアらしさ」を整理しながら、スタッフ一同皆様にお伝えしていきたいなと思います。

シノワズリデザインの生地、鳥モチーフのレース等、ドキドキする生地もたくさんありました♡

 

肝心な生地の話はは報告会の際にお伝えさせて頂きますね!
2月21日(金)11:00〜13:00(ランチ付き)にて予定していますので、ぜひぜひお越し下さいね。(イベント詳細は近々アップします)

出張はまで続きます!
ブログをまめに更新していきますので、楽しみしていて下さい。最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

 

 

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